2011年 01月 29日
マイクロチップの使い方
譲渡活動をされている各ボランティアの方々も不妊手術の際にチップの装着を行っている方が多くな
りました。
昨年センターに収容された犬にチップが装着されていたので飼い主が判明するかも知れないと調べた
所 登録されていないと言う結果が何件か有りました。
ペットショップ等でチップを装着した犬を購入した飼い主がただ登録をしなかったのかと思っていた
のですが
先日ある方からお話を聞きました、繁殖業界は犬の繁殖を行う為にチップの番号を入力して その番
号を元に何時繁殖させるかをきめて居るそうです。
全く物として扱っているこの話を聞き 改めて深い悲しみを味わいました。
19年5月24日にセンターから引き出したシーズー、毛玉だらけでしたのでシャンプーして毛を綺
麗にしたら痩せていて頭だけのような本当にヨレヨレなお婆ちゃんで お腹には番号が焼き付けられ
ていました。
このシーズーはもうお星様になってしまいましたが
その時の何とも言いがたい悲しみの涙を流したのを忘れる事は有りません。
焼印からマイクロチップに変わっただけで 物を売る様な扱いは変わっていないのですね。
時々新しく出来たペットショップの店の看板を目にする事が有ります。
大きく「犬・猫 激安販売」と書かれた看板。
その店に入って行く人達。
ショウウインドの中の小さな小さな命を手にする方は どうぞ現実を知って下さい。
沢山の犠牲の中から生まれた事を感じて下さい。
物を購入するのでは無く命を譲り受けたと思い生涯大切に育てて欲しいと願います。