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収容動物に毛布の支援のお願い

茨城県動物指導センターは笠間市の山間にあります。

センターに収容されている動物達は毛布などを敷いて冬の寒さを凌いできましたが、今年は譲渡希望

した動物が伝染病で死亡してしまうケースが多く、センター側が感染を恐れて毛布などの使用を禁止

しました。

しかしこの判断に対して私達愛護団体としては納得がいかないと思っていました。

消毒薬が変わった事、消毒の方法など他に問題があるのでは無いかと考えていました。

もちろん茨城の全地域の動物が収容されるのですから 毎日必死になってセンター内部を消毒しても

遣りきれない事も解りますが、余りにも死亡してしまう数が多いのはおかしいと感じていました。

先日も4頭の仔犬をきずなと東京都の団体様と手分けして譲渡希望出していましたが残念な事に4頭

とも死んでしまいました。

仔犬ですから体温調節が上手く出来ない訳です、犬舎を水で洗い流した冷たい床にうずくまって寒い

夜を過ごすのです。

もしかしたら暖を取れる物があれば体力を消耗しなくて済むかも知れません。

東京都の団体様とも何とか夜の寒さを凌ぐ毛布や暖房の設置のお願いをして行きたいと話し合って

きました。

そこで長い間茨城で活動されて来られたALIVE茨城の先輩のHさんに相談しました。

すぐにセンターの愛護課の課長に電話で話をして、嬉しい回答を頂いたと連絡を貰いました。

毛布の使用を認めて貰う事になりました!!

但しなるべく新しい物、他の動物が使用した物は避ける事、大きいサイズでは使用しにくいので小さ

くする事、切り口がボロボロ出てしまう物は避ける事、など

又直接センターに送付した場合中には使用しにくい物も送られてしまう事も有るので
 
支援を呼びかけた団体の所で纏めて 団体が責任を持って届けて欲しいと言う事になりました。


今回の様に此方の願いを効いて頂ける様になるには やはり長い間の実績が大切です。

本当に動物達の為になるように要望して行かなければ何もなりません。


もしご家庭で使用していない毛布が有りましたら、ご支援頂きたくお願いいたします。
by a-s-kizuna | 2011-12-09 22:05

動物達を取り巻く問題や保護っ子達の様子などお伝えしていきます。

by a-s-kizuna