2012年 05月 16日
活動を支えてくれた犬
したので どうしたのかと聞くと土手に子犬が捨てられていたから可愛そうだから持って行くのと
10月でも寒い日でした 家には既に犬を飼っているし 主人に見つかれば叱られると思いながらも 子犬の事
が心配で娘と一緒に土手まで行きました。
もう暗くなっていて何処に子犬が居るのか私には解りませんでしたが 娘は直ぐに見つけて抱いてきました。
未だ眼が開いていないくて小さくて手の平に乗る程の黒い子犬でした。
家に連れて帰りとにかく温めないと死んでしまうと夢中で温め ミルクを飲ませました。
主人には必ず飼い主探しをしますので少し大きくなるまで置いて下さいとお願いしました。
縫い包みを傍に置いて3-4時間間隔でミルクを飲ませ排せつも一人では出来ないのでティッシュで刺激して
夢中で育てました。
3ヶ月位に成ったので里親探しを始めようと当時活動していた茨城のボランティア団体の譲渡会に参加する予
定でした、所が団体が保護している犬がパルボに感染してしまい譲渡会が開かれなくなってしまったのです。
仕方が無く主人にお願いして家の子にしました、先住の犬は他の犬を受け入れない子でしたから 別々に育
てました。
ミルクで育てたので哺乳瓶の名前を付けグービーにしました。
グーの後から捨てられた仔犬や子猫を拾う事が多くなり そのお世話をグーがしてくれました。
私は仕事をしていましたから留守の間もグーが居たので安心して出かけられました。
グーが育てた子犬や子猫、成犬も受け入れてくれました、今までに300頭近くになると思います。
2年程前に坐骨神経痛で病院へ行きましたがそれ以前は全く元気で良く散歩もしてました。
今年になって足が踏ん張れなくてご飯を食べるとき開いてしまう状態、それでも庭に出て排せつしてましたが
5月に入って急に立てなくなりました、獣医様に往診して頂いたのですが 歳には勝てなくて
15日の朝に缶詰を一口だけで後は嫌がりました、これから食べなくなってしまうのかな~と思うと切なくて
グーを抱いて泣いてしまいました。
素麺が大好きな子でしたから買いに出かけて帰ってきたら亡くなっていました。
一人で天に走って行くような姿で
無償の愛情で動物達を助けてきた姿は素晴らしく 私に沢山の事を教えてくれました。
どんな事が有っても淡々と小さな命を受け入れて 悲しい事が出来湧いても相手を巻き込むない
自分の思い道理に育てるのでは無く その子の持っている力を出させるように育てる事
グーが私に教えてくれた生き方です。
私が保護活動が出来たのはグーが居てくれたから
これからは今までの様には出来なくなるけど グーが教えてくれた事は忘れないで私一人で頑張る。
尊敬の気持ちを込めてグービーを見送りたいと思います。
18年間沢山の動物の命を助けてくれて有難うございました、一人でホットする時間も無かったから
これからは天国で休んで下さい。