2017年 04月 12日
指導センターへ
現在のきずなの活動は保護している子達が中々ご縁が無くてセンターからの引き出しが
出来ない状態でしたが、長い間ボーラを預かって下さいました方がボーラを看取った後
又1頭預かりますと申し出て下さいましたので、11日雨が降りしきる中でしたが
センターへ向かいました。
今年に入って東京都の団体様と一緒にセンター長にお話をしたいと時間を取って頂いた
時には引き出す事が出来なかった為収容棟の中には入りませんでした。
本日久しぶりに中に入り収容されている犬の状態を見て1頭だけですが譲渡申し入れを
しました。
4月から担当の職員が変わられたそうですが収容されている動物達の世話をしている
委託業者は変わらなく続けて業務をしておられて安心いたしました。
思えばこの委託業者の方々のお陰でどれ程収容棟の内部が変わってきた事でしょうか。
何回か訪れていますがいつも綺麗に掃除されていて、ご飯を食べない犬が居たら食べ
やすい缶詰などを与えて空腹にならない様に 又トラブルになりそうな犬同士に気が
付けば個室に移動させたり、寒い時には毛布を敷いたりと本当に愛護の精神で業務
されています。
茨城は確かに変わって来ました。
15年程前にセンターの子達を引き出して来た頃は余りにも酷い状態でした。
センターの子達に目を向ける団体様は数少なくて 逆になんで
収容された犬を引き出すのかと言われながらの活動をして来た時代も有りました。
今は沢山の団体様や個人で登録されている方々がセンターの子達に光を注いで
下さっています。
それでも未だ子犬が沢山収容されていました、やはり不妊手術に力を入れて行かな
ければならないのが茨城の現状です。
本日引き出して来た子は「たえ」と名付けました、まだ臆病な処もありますので
これから少しづつ慣れていって欲しいです。