2011年 05月 09日
シーズンです
そこは放し飼いをしている成犬が居た広い敷地です。
茨城で良く見かける風景なのでしょう 自然と言えば自然な光景です。
今日その敷地の中に有る家?を訪れました、幸い人が居まして「仔犬が居ますね~」と
声をかけました。
「うん地震が有った頃に産まれたんだけど どうしようかと思っていた」との返事、「仔犬を
引き取って貰い手を捜します」とお伝えすると 「お金掛かるの?」と。
「お金は掛からないから大丈夫ですよ、でも又産まれないように親犬の手術していきましょう」と
伝えると「あんたどこの人?」---
今までもこんな話をして子犬を引き取り、親犬を避妊してきました。
いくら飼い方のお話をしても無理、産まれた命に責任を果たして欲しいなどの話は通じない。
それでも人は悪い人では無いのです。
そう言う地域の中でどの様な活動をしたら良いのか 本当に悩んでしまいます。
今迄沢山の先輩のボランティアの方々も挫折しながら活動してきた事でしょう。
地域が変われば処分される命が減って行く事は確かですから諦めずに活動して行かなければと
思います。
今一人暮らしのお年寄りのお宅に雌猫3頭、お腹が大きくなっています。
今迄産まれては捨てられてきたこの命をここで止めなければ成りません。
そして今回見た子犬3頭の保護と親犬の手術。
どこでも今シーズンで不要とされる命が産まれています、本当に何とかしなければーーー
処分数を減らすには 先ず不妊手術の啓発です。
お腹にメスを入れるのは可哀想、お金が無い等と手術に関して協力が得られない現実ですが
変えて行かなければ成りませんね。