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助かった子と助からない子

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8月2日にセンターより引き出してきた子は1週間経ち 元気に過ごしてきましたので今日ワクチンを

接種しました。

ボギーと名付けたスパニエル系の雑種の男の子です。

年は1-2歳、体重は9キロ弱、遊び好きで明るく元気な子です。

検便は(-)  ミクロフィラリア検査は(+)

茨城の犬は若くてもフィラリア感染している子が多いですね~

散歩もした事がない様子、初めはクルクル」回って歩いていました。

マリアと言うブリタニーを思い出しました。

まだ若いのでフィラリラも投薬で落ち着くと思います。

去勢手術を施して家族探しを始めて行きます。


2日の日に譲渡希望していた3頭の犬の内1頭が残念な事に亡くなりました。

後の2頭は元気にしていると連絡を頂きましたが もう暫く様子を見て頂く事にしました。

人にも動物にも運命は有ると思いますが 亡くなった白い犬の姿が目に浮かびます。

その白い犬の名前を考えた時に直ぐに「たき」と呼ぼうと名前が浮かびました。

雑居房の中から私の手を嘗めてくれたのに

お世話をされている職員の方々もさぞ残念な思いでしょう。

何とかならないかーーーと 収容数の多さに愕然としてしまいます。


先日子犬が産まれたお宅の方と話が出来ました、今までも3回産んだそうです。

役場に相談したら400円で引き取ると言われて連れて行った事があると話してくれました。

不妊手術をしようと思い病院に費用を聞いたら5万円掛かると言われ そんなに高くてはどうしようと悩んで

いて 又子犬が産まれてしまった  と。

その方も可愛そうで仕方がなかったと涙ぐまれて 何とか助けて欲しいと言われました。

母犬の不妊手術を前提に子犬を引き取る事に致しました、未だ乳飲み子ですからもう少し大きくなった時点で

受け入れる事にして 母犬の手術に関しても5万も掛らない獣医様を紹介する約束をしてきました。

たとえ1頭でも不妊手術が出来れば何十頭の命が処分されない事になるのです。

収容された命を助ける事も大事ですが センターに持ち込まれない様にして行く事も大事だと思います。

この母犬が産んで 今までに処分に成った子達の分も幸せにしてあげなければと 複雑な思いです。
by a-s-kizuna | 2011-08-11 00:23

動物達を取り巻く問題や保護っ子達の様子などお伝えしていきます。

by a-s-kizuna