2013年 07月 20日
残念な報告
色々とご心配をして頂いた方々には申し訳ない思いです。
16日センターでは食事は良く食べてますとお聞きしていました、家に入れて庭で遊ばせてから抱っこして
ケージに入れ夕ご飯 座っている状態でご飯を食べず水だけたっぷり飲んだと思ったら器に吐いてしまい
ました、慣れない環境で緊張しているのだろうと器を下げて又お水だけ置きました。
家ではご飯は皆ケージの中で食べて終わったら順番に庭に出て最後の排せつをしてから又ケージで休む
週間をつけていますからチキリも最後に抱っこして庭に出しました。
暫く暗い外の様子をみて居たのですが又2回嘔吐してしまいました、今までにも伝染病を経験しているので
嫌な予感をしてバスタオルで包んで抱いてケージに戻し、吐いた場所には消毒をして自分が着ていた洋服
等は破棄しました。
17日の朝チキ君!と声を掛けると眼を見てくれてシートは汚れて居なくてホットしました。
仕事に出かけても2回程家に帰り他の子達とは別にして庭で遊ばせましたが未だ怖いのでバスタオルで包ん
で抱いていました。
その日も食事は食べませんがグッタリしている様子は有りませんでした、夜の最後の排せつに抱いて庭に出
したら下痢便をしたようなので終わり次第ケージに戻し懐中電灯で便を見たら血便でした。
18日は当初の予定はチキリを連れて動物病院へ行く予定でしたが先生に連絡を入れ伝染病の疑いが有る
ので往診に切り替えて頂く事にしました。
その日のもシートは汚れて居なくて本当に伝染病なのか?精神的から来る物なのか?不安な気持ちで朝に
は又庭に出して一人で暫く遊ばせました。
吐いている様子も無く便をしている様子も有りません、午後に仕事へ行き帰りに先生の所へ寄り詳しく状態を
伝えて取りあえず伝染病の疑いが有るので補液とインターキャットに抗生剤などの手配をお願いしいて一度
家に戻りました、チキ君と声を掛けると身体を横たえているので覗いてみると血便を出して既に亡くなっていま
した、私が4時間居ない間の出来事でビックリしてしまいました。
やはりパルボウイルスに感染していたのでしょう、優しく大人しく家の子達とも問題無く暮らしていける子でした
のに本当に残念でしかたが有りません。
伝染病なのでそのままにしては置かれなくて直ぐにビニールシートにバスタオルで包み消毒をしながら涙が
出て仕方が有りませんでした。
チキリは優しい子でしたから私に迷惑を掛けられないと思ったのかな、自ら生きようとする強い気持ちを持た
ないで静かに虹の橋を渡って行ってしまいました。
とても綺麗な身体で放浪をしていた様には見受けられず 室内で育てて居た様な感じで毛も柔らかくて 片手
で抱き上げられる位の体重でした。
19日センターに報告をしながら一緒にいたワンちゃんの状態を聞きましたら元気で居ると言われて安心しまし
た、せめてこの子は助かって欲しいと思います。
そしてペット霊園に連絡をして火葬して頂きました、お骨にして暫くは家で供養します。
チキリの事をとても心配してくださいました方が丁度タオルなど送って下さいましたので新しいタオルで包んで
挙げました。
皆様のご厚意に答えられずに残念な思いですがチキリの事は忘れません、庭に挿し木をして根が付いた小さ
なバラがチキリが家に来た時に花を咲かせました、今までに見たことが無い本当に小さくて花の大きさが1㎝
位のバラの花、記念日だねと思って嬉しい思いをしたのですが
これからはこのバラが咲くたびにチキリを思い出し枯らさない様に心を掛けて行きます。