2017年 02月 07日
猫の不妊手術
相談者のお宅の近くのゴミ捨て場に猫が来てゴミをあさっていたのを見て可哀そうに
思いご自分のお宅の猫の餌を持って行って食べさせて その後も餌を与えていたら
何と子猫を連れて食べに来たそうです。
近所の方が「その母猫を飼っていた方は亡くなったのよ」と話しを聞いたので、
どうしたら良いかと相談を頂きました。
直ぐにそのお宅へ様子を見に行きました、猫ちゃん達は自由に庭を飛び回り安心
して遊んで居ます。
もう3ヶ月位に成長していたので里親探しはかなり難しいと話しました。
出来たら手術をして此方のお庭で育てて欲しいと説明しましたら、その様にします
とのお返事で早速手術の事など話し合いました。
先ず12月中に母猫を捕獲して手術をしていきましょうと日にちを決め 捕獲器を
届けましたが 入らないとの事で直ぐにケージを届けました。
ご飯を食べている時に母猫を掴んでケージに入れて何とか手術に間に合いました。
そして子猫達を慣らして貰う様にお話しました、相談者の方はとてもご理解の有る
方で猫達が安全に暮らせる様に寝場所を作って下さり 皆抱っこが出来る様に
なるまで育てて下さいました。
もう5ヶ月になりそろそろ発情期になる為、4頭の子猫達の手術の予約を獣医様に
お願いして4頭が無事に手術を終える事が出来ました。
皆仲良し兄弟なのでケージに4頭一緒に入ってました。
この相談者の方の動物に対してのお考えはとても立派だと思います。
この様なお考えの方がお一人でも多くなって欲しい、この方の生き方が又何方かに
影響を与えられるのでは無いでしょうか。
茨城は猫を室内で飼育して行く事が条例とかになってはいますが、自然がいっぱいで
このお宅の様に安全な場所で生きて行かれるならとの思いでお手伝いをさせて頂き
ました。
もう猫のシーズンで又2頭の雌猫の手術の相談を受けました、早急に対応して行か
なければなりません。
不幸な命を作らない為には不妊手術の実施しかありません。