2007年 08月 09日
日誌が書けなくて
命を守るために仕事をして 世に中の皆様にもご理解を得ながら 1匹を助けることがどれだけ大変なことでしょうか。
この1ヶ月ブログの更新もしている時間も取れませんでした。
指導センターから助け出すと、先ず病気が心配です。
助けてきた キャバリアの雄犬は引き出した次の日に亡くなりました。
毛玉が酷く首輪に絡んで 可哀想な状態でした、下痢が酷いと聞いていましたが 覚悟の上の譲渡でした。
一日でも良い思いをさせてあげたくてーーー
7月7日にブログに掲載された成犬の雄と雌は病気で亡くなりました、助かったのは6ヶ月位の犬だけでした。
次に助けた雌の成犬と雄の仔犬も直ぐに下痢で隔離、でも3-4日で元気になりホットしました。
酷い毛玉の犬が二匹 センターの中にいました、 この毛玉のまま死なせるわけには行かないと思い譲渡願いだしました、1匹は人を噛んだと言うことで直ぐに譲渡して貰えず 1匹だけ助けてきました。
今迄も酷い犬を見てきましたが これほど酷い状態の犬は初めてです。
カットしたくても何処から手をつけて良いのか、首の回りも毛が硬く締め付けて、息を吸うたびにヒーヒーと息苦しくて、背中の毛は10センチ以上もの汚物と毛の硬い層になっていて ハサミが入らない、どんな飼い方をしたらこんな状態に出来るのかと 人間のしたことを憎みました。
毎日が助けた子達のお世話であっという間に月日が経ってしまいました。
今少し落ち着きました、皆元気で良く遊び 良く食べ 良く悪戯をしてくれます。
毛玉ちゃんも私の顔をなめてくれます、一緒にいた犬で人を噛んだと言う犬はセンターで亡くなったと連絡が入りました。
早く出して貰えたら助かったと思います、空しくて その子に申し訳なくて
助けられなかった命の重さを感じながら 今生きている子達への責任を果たしていかなければなりません。
これから里親探し 頑張ります。
きすな 渡辺